『癒す心、治る力』

皆様、おはようございます今日から7月になりました。2020年の半分が終わり、残り半分。あっという間の半年でした。今まで生きてきて経験したことのないパンデミックが起こり、世の中ががらりと大きく変化した半年でした。
まだまだ油断出来ない状況ですがウイルスと共存する生活のなかで身体に対する新たな思考も大切になるのだと思います。ひとりひとりの意識の持ち方。

ウイルスに負けない身体つくり。

あらゆる病気の感染は、抵抗力が失われている時に起こりやすいです。ウイルスに限らず普段から私達の身体のなかには、悪い菌がたくさんありそれが何かのキッカケで悪さをしてしまうことがあります。
悪玉菌を味方にするか敵にするかは全部自分の身体が決めているのです。悪い菌にだってちゃんと役目がありバランスをとっています。
いかに
“悪い菌と共存して生きていくことが大切”
ということだと思います。

普段からの体調管理にこころの状態も密接に関わっているのだという私の大好きな著者のアンドルー・ワイルの言葉を載せたいと思います。

『感染への抵抗力が宿主のこころの状態によって変化するメカニズム。』 

ストレスが胃の化学組成を、細菌が攻撃的な活動に転じるような環境に変化させているかもしれないではないか？感染症にかんするわたしの経験のすべてが、悪玉菌の存在自体はたいした問題ではないと告げている。細菌が活動の指標にするのは宿主の抵抗力の変動であり、その変動によって細菌が宿主とバランスをたもって生きるか、宿主を傷つけて発病させるかがきまるのだ。
感染への抵抗力が宿主のこころの状態によって変化するメカニズム。

変化出来た人達は、治療を探る過程で、生きかたを大きく変える必要があることに気づいた人たちなのだ。変えたのは人間関係・仕事・住む場所食べる食事・身につける習慣など、さまざまである。あとでふり返ってみれば、その変化は人間としての成長に必要なステップだったことがわかるが、それはけっして楽な作業だったわけではない。変化はつねに難しいものであり、大きな変化は大きな苦痛をともなう。病気はしばしばわれわれを、解決したいと望みつつ無視してきた人生上の問題や葛藤にやむをえず直面させる。それらを無視しつづけることは自発的治癒が起こる可能性を封じこめることにつながりがちであり、思い切って変化への道を歩きだすことは治癒への力強い予兆だといってもいいだろう。

アンドルー・ワイル『癒す心、治る力』より

大きく物事が変化する時は

文字通り

大変ですよね。

身体のために生活を変えたい。

けれどなかなか変えられない。

という方も多いかもしれません。

今回のコロナという

ウイルスだけではなく

あらゆる病にも

言えることですが

『一病息災』

と言う言葉のように

何かをきっかけとして

変化する力が生まれたら

助かる命がさらに増える

という考え方も出来るので

身体を見直す

大切な時間を

私たちは今

過ごしているのかもしれません。

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